令和六年霜降号
2024年10月23日公開
京成電鉄は、その名の通り、東京(上野)と成田(千葉県)を結ぶ路線ですが、途中の京成津田沼駅から分かれて、千葉市・市原市方面に向かう路線もあります。
私が現在住んでいる千葉市の京葉地区には、海沿いにJR京葉線、その2kmほど内陸側にJR総武線がほぼ平行に走っています。その両路線の間を縫うように、京成千葉線が走っています。
京成千葉線で、私の自宅から一番近い駅は、京成稲毛駅です。JR京葉線の稲毛海岸駅から1.5kmほど、JR総武線の稲毛駅から700メートルほどの場所にあります。
京成稲毛駅は、すぐ脇をせんげん通り(房総往還)という道路が通っていて、駅に隣接した踏切があります。
そして、なんと、改札の中にも、踏切があるんです\( ˆoˆ )/
京成稲毛駅は、近隣のJRの両駅に比べるとこじんまりしていて、利用者もそれほど多くはありません。だから、跨線橋や地下道を設けず、構内にある踏切を渡って対面ホームに行く、という構造になっています。
JR稲毛海岸駅側の改札口から上り(京成津田沼・京成上野方面)ホームに行く時は、踏切を渡る必要はありません。
一方、JR稲毛駅側にも改札口があり(早朝・深夜は閉鎖)、こちらからは下り(京成千葉・ちはら台方面)ホームに行く時は、踏切を渡る必要はありません。
そして、それぞれの側から対面ホームに行く時は、改札を通って構内の踏切を渡っていくか、あるいは隣接するせんげん通りの踏切を渡って反対側の改札口から向かうか、2通りの方法があるのです。いずれにしても、踏切を渡るのは1回のみ。
ところが、先月のとある日に行ってみたところ、JR稲毛駅側の改札口にこんな掲示が!
改めて今月行ってみると、掲示の案内通り、工事のため閉鎖されていました。
だから、来年の2月下旬まで、JR稲毛駅側から下りホームの電車に乗るには、まず、せんげん通りの踏切を渡って反対側の改札口から入って…
さらに構内の踏切を渡って反対側のホームに行く必要があるのです。
構内の踏切が鳴ったら、駆け込み乗車は大変危険なので、次の電車を待った方がいいと思います。
というわけで、現在、京成稲毛駅で、JR稲毛駅側から下り方面の電車に乗るには、2度踏切を渡らなければいけない、という、地元民以外は???というお話でした。