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今日は二十四節気の「雨水」。「うすい」と聞いて、思い出される駅とは?

令和七年雨水号

2025年2月18日公開

今日は、二十四節気の「雨水」です。読み方は「あまみず」ではなく「うすい」です。

これは、雪が雨に変わり、氷が溶けて水となり、草木の芽が出始めて春の気配が感じられる季節、という意味です。

ところで私は、「うすい」というひらがな表記を見ると、京成電鉄を思い出してしまいました。

京成電鉄は、他の私鉄の駅と同様「京成○○」と、頭に会社名が付く駅名がいくつかあるのですが、行き先表示などでは省略されることがあるんです。

こちらの電光掲示板をご覧ください。正式名称は「京成上野」「京成佐倉」という駅名ですが、「京成」が省略されて表示されています。

それで、京成本線に「京成臼井(うすい)」という駅があります。この駅も、行き先表示で「京成」が省略されることがあるのですが、なぜか「うすい」とひらがなで表示されることがあるんです。

というのも、北総線に「白井(しろい)」という駅があり、京成電鉄は北総線にも直通しているため、誤乗車防止のため、似ている漢字の「臼井」を「うすい」とひらがな表示にしていたんです。

京成津田沼駅で撮影した、行き先表示の電光掲示板です。京成津田沼から北総線に直通する電車は無いのですが、「うすい」とひらがな表示になっていました。

京成津田沼駅で出発を待つ、京成臼井行き電車です。

電車の内外の行き先表示は、漢字で「京成」も省略されていませんでした。

臼井は、臼井城の城下町として、また、成田街道の宿場町として栄えました。かつては、臼井町という自治体がありましたが、昭和29年に近隣の町村と合併し、現在は千葉県佐倉市の一部となっています。

京成臼井駅に行きました!

いかにも首都圏の郊外のベットタウンにある私鉄駅、といった様相のホームです。

島式ホーム2つの4線が敷設できる立派な構造の駅ですが、待避線ホームには線路は無く、柵が設置されていました。

昔は線路があったのかな?結構、枯れ草がびっしりでした。

駅の入り口の様子です。駅名の看板が、ちょっと色褪せていました。

駅前に、堂々とした看板が立っていました。プロ野球・巨人軍の長嶋茂雄終身名誉監督は、臼井の出身。長嶋さんと言えば、昭和期の代表的なスーパースター。やっぱり町の誇りなんですね!