令和七年啓蟄号
2025年3月5日公開
前回のブログでは、千葉県佐倉市にある京成電鉄の京成臼井駅に行ったことを書きました。
京成電鉄では、駅の電光掲示板の行き先表示で「京成」が省略されて表示されることがあるのですが、京成臼井駅は「うすい」とひらがな書きで表示されることがある、と書きました。
これは、京成電鉄が直通運転する北総線(成田スカイアクセス線)に「白井駅」という駅があり、漢字が似ているため、誤乗車防止のため、ひらがな書きで表示されていたのです。
そんなわけで、今回のブログでは、京成臼井駅から白井駅に行ってみたことを書きたいと思います。
京成臼井駅から、各駅停車の京成上野行きに乗りました。
そして、京成津田沼駅で、新京成電鉄の松戸行きに乗り換えました。
新京成電鉄の新鎌ヶ谷駅で下車しました。
新鎌ヶ谷駅は新京成電鉄だけでなく、北総線(成田スカイアクセス線)と東武アーバンパークライン(野田線)も乗り入れ、乗り換えの結節点になっています。
北総線の新鎌ヶ谷駅から白井駅に向かいました。ホームで待っていると、東京から成田空港へ向かうおなじみのスカイライナー号がやって来ました!カッコいい!!
スカイライナー号はほとんどが京成上野駅・日暮里駅を出ると成田空港までノンストップ運転されていますが、1時間に1本くらいのペースで青砥駅と新鎌ヶ谷駅に停車する列車があります。
スカイライナー号が出発すると、隣の待避線ホームに、各駅停車の印旛日本医大駅行きが来ました。
そして、本線ホームには、スカイライナー号に続き、アクセス特急・成田空港行きが来ました。しかし、残念ながら、アクセス特急も白井駅は通過しますので、この列車も見送りです。
そんなわけで、待避線に停車していた各駅停車に乗車です。
白井駅に着きました!「ときめき 梨の里」という副駅名もありました。
白い柱に白い看板の「しろい」です\( ˆoˆ )/
ホームの横に、不自然にまっすぐ伸びる、整備された空き地が線路と並行してありました。
実はこれは、東京駅と成田空港を結ぶ予定だった成田新幹線を通すための用地だったのです。成田新幹線は沿線の用地買収が難航し、建設反対運動などの影響もあり、結局建設されることはありませんでしたが、線路用地だけはいまだに残っているのです。
白井駅のある白井市は千葉県北西部に位置しています。人口は6万人ほどですが、東京に近いこともあり、ベッドタウンとして発展しています。また、下総台地の固い地盤の上に位置しているため、大規模データセンターの建設も予定されています。また、100年以上続く梨栽培は、千葉県内で生産量は1位、全国の市町村でも上位の産地になっています。
せっかくなので、改札の外に出てみました。駅の看板に、たわわに実る梨の絵が書いてありました。奥に見える「白井そろばん博物館」の看板も気になります。
駅の南北を結ぶペデストリアンデッキ上から、駅を撮りました。成田新幹線の用地の広さがわかりますよね〜。ちょうど、スカイライナー号が通過しました。
実は、京成電鉄・北総線(成田スカイアクセス線)の線路の幅は、新幹線と一緒。また、スカイライナー号は成田新幹線が予定していた東京と成田空港間の所要時間とほぼ一緒。成田新幹線は未成線で終わりましたが、今はスカイライナー号が実質的に成田空港への新幹線の役割を担っている、と言ってもいいと思います。
時間的な都合もあり、白井市では特に観光することもなく、すぐに電車に乗って帰ることにしました。
改札の様子です。
改札の中に、自動販売機がありました。
梨ジュースのような、白井市ならではの飲み物は売ってるかな〜、と思い見てみましたが、特にありませんでした。
その代わり(?)に、白い飲み物を。リプトン白の贅沢ミルクティーです。
さらに、体にいい、白湯も!白くはないけど、「白」という字が使われている飲み物ということで購入。隣のおでん缶も気になりますが…。
そして、右下になぜか「田村牛乳 ラングドシャ」がありました。「濃厚なホワイトチョコを挟んだサクサク食感のラングドシャ」と書いてありました。飲み物ではないですが、「ホワイトチョコ」が挟まれているので、これも「白」にまつわる商品ですよね〜(^.^)
ちなみに私の苗字は田村ですが、全く関係ありません。でも、同じ苗字のよしみで親近感がわき、思わずゲットです!
リプトン白の贅沢ミルクティーと白湯と田村牛乳ラングドシャの、白系の商品3つを持って、ホームに行きました!
ホームに、なかなか立派な待合室がありました。
入り口のドアのところに、白井市マスコットキャラクターの「なし坊ファミリー」のイラストありました。
中に入ると、木のいい香りが!
「千葉県産の木材を使用しています」という看板がありました。どおりで、いい香りがしたわけです。
テーブルに、購入した3つを並べました。白井駅で白い商品3点揃い踏みです!
こちらは、やや前衛的な置き方。
田村牛乳ラングドシャは、瓶に入っていました。個包装に「裏もみてね!」と書いてありました。
裏を見ると「どれがでるかお楽しみ レアが出たら、超ラッキー❤️」と書いてありました。
瓶の中に、4袋入っていました。
ラングドシャに、可愛らしい坊やのイラスト。なるほど、ここにレアなイラストがあるんですね。
お!「出世するかも!!」のイラストが出ました!
続いて「ハッピー!幸せの予感!!」のイラストも!難なくレアが出ましたね〜\( ˆoˆ )/
私はラングドシャが大好きです。田村牛乳ラングドシャも、とても美味しかったです。
ところで、食品に義務付けられている原材料等の表示がどこにもないな〜、と思い、よく瓶を見ると、瓶の中の紙の裏側に書いてありました。ワンカップ大関方式ですね!
自宅に帰って、気になったので、田村牛乳ラングドシャを検索しました。田村牛乳は山形県酒田市の牛乳製造業者で、牛乳はもちろん、アイスクリームやラングドシャ、それにオリジナルグッズも販売する会社でした。
でも、なぜ千葉県の白井駅の自販機に!?謎です(^o^)