令和七年小暑号
2025年7月7日公開
今日7月7日は七夕様。皆さんは、短冊にどんなお願い事を書きましたか?
しかも、今年は令和7年7月7日と、平成7年以来30年ぶりに「7」が3つ並ぶ日付となり、ラッキーなことが起きそうな日ですよね〜(^o^)
私は先日、北極星を御祭神に祀る、千葉市にある千葉神社というところにお参りしてきましたので、そこで撮ってきた写真を載せようと思います。
千葉市の中心地、JR千葉駅から歩いて10分くらい、国道126号線沿いに千葉神社がありました。
もともと千葉神社は、古くからこの地を支配していた千葉一族という豪族の守護神である妙見(みょうけん)菩薩をお祀りする、仏教寺院だったそうです。
なので、この神社の御祭神は、通称・妙見様と呼ばれる、北辰妙見尊星王(ほくしんみょうけんそんじょうおう)です。
北辰とは、北極星と北斗七星の御神霊であり、宇宙の星々は北極星を中心に回っているとの考え方から、全宇宙の守り神様であり、方位・方角を支配する尊い神様とされているのです。
また、妙見様は、宇宙のすべての星を支配することから、人間の運気をも支配する力を持ち、厄除け・方位除けの神様としても知られているのです。
さらに、易学や九星気学、風水学といった占術の根拠となる神様ということもあり、易占家の信仰も厚く、御加護を受けるため全国から御祈祷に訪れる方もいらっしゃるそうです。
立派な拝殿です!
すべての星を支配する神様ということから、神紋は月と星というユニークなものになっています。
拝殿に向かいあって建つ、尊星殿です。これは、開創1000年を記念して、平成12年(2000年)に竣工したものです。
前述の通り、千葉神社はもともと仏教寺院で、山門がありました。しかし、戦時中、陸軍の重要施設があった千葉市はアメリカ軍の標的となり、終戦間際の1945年(昭和20年)6月10日と7月6日から7日にかけて、「七夕空襲」と呼ばれる攻撃を受け、1000人近くの住民が殺されたそうです。それで、山門もその空襲で焼けてしまったそうです。
ですので、この尊星殿は、実に半世紀ぶりに再建された門なのです。神社建築では珍しい、楼門型の社殿となっています。これも、もともと千葉神社が仏教寺院だったのを踏まえたものなのでしょうね〜。
尊皇殿は、中央に八角形に配された星宮を祀る福徳殿と、東に日天楼、西に月天楼、2階に開運殿をもつ構造となっていて、太陽・月・星のすべてを支配する妙見様のパワーを授けられるようになっているのです。
中央の福徳殿の八角形の柱の上には、十二支の動物たちが描かれていました。
私の生まれ年の十二支である牛(丑)は、虎(寅)と抱き合わせになっていました。
元気のいい虎に比べ、やっぱりのんびりしてるな〜、牛は…(^^;)
拝殿に向かって左側の奥には、菅原道真公をお祀りする千葉天神もありました!
千葉神社が、月と星を神紋にしていることから、つき(月)を呼び、勝ち星を拾うという縁起をかついで、合格祈願、学業向上、技芸上達を祈願する参拝者が年々増えているそうです。
お賽銭箱にも、月と星の神紋がありました!
千葉神社は、とくに七夕の神様ということではないのですが、星を司る神様ということで、拝殿の入り口の両脇に、笹飾りもありました。連日の暑さのせいでしょうか、ちょっと萎びて元気がない感じの笹でした(^。^)
短冊を1枚いただきました。
いただいたのはいいものの、いざとなると、どんなお願い事を書こうか、迷ってしまいます。
「文章力が向上しますように」というお願い事にしました。この先も、ずっとブログを続けていくために、より簡潔でわかりやすくて読みやすい文章をスラスラ書けるようになればいいな、という願いなんです☆彡