令和七年大暑号
2025年7月22日公開
こないだの土曜日(19日)は、土用の丑の日でした。
私は子供の時、土用の丑の日は鰻を食べる日、というのは知っていましたが、「土用」を「土曜」と勘違いしていました。次の日が日曜日だから、土曜の夜は豪勢に鰻を食べるのかな?と。
「土用」とは、立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間の期間を言い、そのうちの丑の日を「土用の丑の日」と言って、とくに夏の丑の日に「う」のつく食べ物を食べると夏負けしない、という風習が昔からあります。
その中でも、とくに鰻を食べる風習が定着していますが、これは、一説には江戸時代に、毎年夏場になると売り上げが落ちて困っていた鰻屋さんに相談された平賀源内のアイデアで、土用の丑の日に鰻を食べよう!というキャンペーンを張ったところ、鰻がバカ売れしたため、全国の鰻屋さんが真似してやるようになったそうなんです。
やっぱり私も、土用の丑の日に鰻を食べたいな、と思ったのですが、昨今の物価高に加えて、今の私は低収入に喘いでいますので、何か代替となる「う」のつく食べ物はないかな〜、と思案していました。
それで、一正蒲鉾から発売されている「うな次郎」を買いました!
この商品は、うなぎの肉は使われておらず、魚のすり身を使ってうなぎの蒲焼に似せたものなんです。
一正蒲鉾といえば、カニ風味かまぼこの「オホーツク」でもおなじみです。考えてみれば、カニ風味かまぼこもカニ肉ではなく鱈などのすり身だから、それと同じ発想ですね。
「本品はうなぎではありません。魚のすり身で作っています」の表示がありました。
「うなる美味しさ!うな次郎」と、「うな」に掛けたキャッチコピーです。「うなぎではありません」と言いつつ、うなぎ…に似た、細長い生き物の絵は描かれてますね(*^_^*)
「うな次郎」は今年発売10周年を迎え、パッケージをリニューアル。ふわっとした食感でさらに美味しくなり、電子レンジでそのまま温められる長持ちパックに進化。
さらに昨今、うなぎの資源が枯渇し、将来的には絶滅するかもしれない危機的状況になっている、と言われていますので、水産資源の保護にも役立っています。日本かまぼこ協会が主催する第76回全国蒲鉾品評会において、栄誉大賞を受賞しています。
ちなみに、以前のパッケージのうなぎっぽい生き物の絵は、目とエラのようなものも描いてありました。やっぱり、いろんな配慮があって、目とエラのようなものは消えたんでしょうか(≧∇≦)
ほかに「う」がつく食べ物と言えば、「うどん」ですかね〜。シマダヤの健美麺シリーズの「食塩0 本うどん」を買いました。私は高血圧症ですから、塩分控え目を意識。
たっぷりのお湯で茹でました。
そして、「うな次郎」をレンジでチン!見た目は、うなぎの蒲焼そのもの。
うどんの上に「うな次郎」をオン!
「うな次郎」だけだと、ちょっと寂しいので、「うまい棒」も買いました。めんたい味とやさいサラダ味、エビマヨネーズ味をチョイス。
「うまい棒」を乗っけると、実にアンバランスな光景に。
ごぼうも加えて柳川風に。
さらに、ほうれん草とかまぼこも。でも、考えてみると「うな次郎」もかまぼこですから、Wかまぼこでした(^_^)
つゆをかけ、「うな次郎」に添付されていた山椒もかけました。「うまい棒」が溶けて、たぬきうどんのようになってます。なんとなく塩分高めで、食塩0うどんにしても、意味ないかも(^^;)
埋もれた「うな次郎」を引っ張り出しました。
「うな次郎」の裏側の色味も、うなぎの蒲焼の高い再現度です。でも、味は、うなぎとはちょっと遠くて、美味しいかまぼこ、という感じ。やっぱり、ご飯の上に乗せて蒲焼のタレをかけて食べるのがいいと思います。
「うな次郎」「うどん」「うまい棒」のトリプル「うのつく食べ物」で、今年の猛暑も乗り切れるかな〜\( ˆoˆ )/
なお、来週31日にも、2回目の土用の丑の日があります。皆様も、うなぎ以外に「う」のつく食べ物を探して食べてみてはいかがでしょうか!